キッチンの臭いが出ない生ゴミの捨て方!新聞紙を使う方法や汁物・生モノの捨て方も!

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生ゴミってどうやって捨ててる?臭いがすごく気になるんだけど、捨て方が悪いのかなぁ。生ゴミが臭わなくなる捨て方ってあるのかな?

生ゴミの何がイヤって……、やっぱりあの臭いですよね。嗅いでしまうとかなりテンションが下がってしまいます(~_~;)

燃えるゴミの収集日は、どこの地域もたいてい週2回。少なくとも3日間くらいは生ゴミが家にある状態なので、臭わなくする対策が必須ですよね。

そこで今回は「生ゴミの臭いが気にならなくなる捨て方」について

  • 生ゴミが臭う原因
  • 生ゴミが臭わない捨て方
  • 防臭効果を高める臭い対策グッズ
などを詳しくご紹介します。

それでは、続きをご覧くださいね~。

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生ゴミが臭う原因は?




捨て方の説明の前に……。生ゴミの臭い対策には、その原因について知っておくことが大事ですよね!

まずはそちらをご紹介します。

生ゴミが臭くなる原因は、嫌気性菌(けんきせいきん)です。

それに

  • 水分
  • 温度

がプラスされると、あのイヤ~な臭いが発生してしまうんですね。

嫌気性菌はその名のとおり、空気(酸素)を嫌う菌で、空気が少ない場所で元気になって臭いを発生します。

そして水分と高温を好むので、濡れた状態で温度が高いほど菌が増えやすくなります。

生ゴミが特に夏場に臭うのは、このためなんですね。

ですから、この原因をできるだけ取り除くようにすると、生ゴミの臭いが抑えられます。


生ゴミが臭わない捨て方のポイント


生ゴミの臭い対策のポイントは、ズバリ次の3つです。

  • 生ゴミを密閉しない(空気に触れさせる)
  • 生ゴミを濡らさない
  • 温度を高くしない

なぜなら、さきほど言ったように嫌気性菌を元気にしないことが大事だからなんですね。

では、それぞれ詳しく説明していきます。

生ゴミを密閉しない(空気に触れさせる)


まずは、生ゴミを密閉しない(空気に触れさせる)ことが重要なポイントです。

嫌気性菌は空気を嫌うので、実はビニール袋などで密閉してしまうと菌は元気になってしまいます。

「臭いが漏れるのがイヤだから……」とビニール袋に入れて口を縛ってしまうのは、臭い対策では逆効果だったんです。これは意外ですね。

また、ゴミ箱にはフタをしないようにしましょう。

こちらも、臭いが漏れないようにとフタをすることで、生ゴミが空気に触れにくくなって逆効果なんです。

生ゴミができるだけ空気に触れるような環境を作ることが、臭い対策には重要なので、覚えておいてくださいね。


生ゴミを濡らさない


次に、嫌気性菌は水分を好むので、生ゴミをできるだけ濡らさないこと、水分を減らすことが大事です。

生ゴミを流しの三角コーナーなどに入れると、どうしてもゴミが濡れてしまいがちです。

なので、三角コーナーはできれば撤去してしまいましょう。

私は20年くらい三角コーナーを使っていませんが、洗う手間もはぶけるので快適ですよ。

そして、野菜の皮などはできるだけ乾いた状態で捨てるようにすることで、水分が減って臭いが発生しにくくなります。

この具体的な捨て方は、次の章で詳しく紹介しますね。


温度を高くしない


最後に、生ゴミの温度が高くならないようにすることも重要です。

キッチンのコンロの近くは、火を使うので温度が高くなりがち。なので、できればゴミ箱はコンロから離れた場所に置くのがベターです。

また、夏場はどうしても気温が高くなるので、臭う可能性は高くなります。

外のゴミ箱に保管する場合は、カラスなどに荒らされる危険性があるのでフタなしにはできませんが、家の北側影になりやすい場所に置くなどして、できるだけ高温になりにくいように工夫してみてくださいね。

わが家は生ゴミを入れたゴミ箱を、フタをしない状態で夏場も家の中に置いています。

「臭いは大丈夫なの~?」と思われるかもしれませんが、これからご紹介する方法でできるだけ水分を減らして捨てれば、夏場でもそれほど臭いが気になることはありません。


では次は、生ゴミの捨て方について、具体的にご紹介していきます。

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生ゴミが臭わない捨て方(具体的なやり方)


生ゴミを濡らさないようにしたり水分を減らすためには、新聞紙を使います。

新聞紙は通気性もあるので、生ゴミが空気に触れるようにすることもできて一石二鳥です。


新聞紙で生ゴミの臭いを防ぐ捨て方





新聞紙を使って生ゴミを捨てる方法で、一番簡単なのは、新聞紙を広げて野菜などの皮をむき、そのまま新聞紙で包んでゴミ箱に捨てる方法です。

新聞紙を広げるスペースがない場合は、ゴミをいったんザルやボウルに入れてから、まとめて捨てるといいですね。

食べ残しなども、同じように新聞紙に包んで捨てましょう。

また、新聞紙で紙箱を作っておいて、そこにゴミを入れていくと場所も取りません。

紙箱を作るのは少し手間ですが、テレビを観ながら折ったり、お子さんと一緒に作ってみるのも楽しいですね。

まとめてストックしておくと、すぐに使えて便利です。

YouTubeでは、簡単なものから底が厚めのものまで、紙箱の作り方がいろいろ紹介されています。お気に入りの折り方を見つけてみてくださいね。



そして、生ゴミを捨てるゴミ箱にはフタをしません。

フタがあるゴミ箱を使っているときは、閉じないようにするか、取り外してしまいましょう。

ゴミ箱には燃えるゴミの袋をセットして、その中に新聞紙に包んだ生ゴミを直接捨てていきます。

今までいったんビニール袋に入れて捨てていた場合は、燃えるゴミの袋に直接入れるのはちょっと不安かもしれませんね。

新聞紙に包んでいるとはいえ、生ゴミを直接ゴミ袋に入れることに、私もなんとなく抵抗がありました。

そこで、燃えるゴミの袋の底にも新聞紙を敷くようにしたんです。

すると、もしも水分が出てしまっても、底の新聞紙が吸ってくれるので不安もなくなりました。


ただ、気温が高くなる夏場は、この方法でも臭いがゼロになるのは難しいです。

でも、ゴミ箱にフタをしないことで臭いが発生しにくくなるので、ゴミの回収日までの数日間、キッチンのゴミ箱に入れたままでも、それほど臭いが気になることはありません。

(臭いの感じ方には個人差があります。あくまで私の場合として参考にしてください。)


汁物や生モノの捨て方


もともとあまり水分がないものは、上で紹介した方法で捨てればOKですが、鍋やお味噌汁などの残り、魚や肉のような生モノは、捨てにくいので困りますよね。

次は、特に捨て方に困る汁物と生モノの捨て方をご紹介します。

汁物の捨て方


汁物は次の手順で捨てましょう。

  1. 排水口用のネットなどを使って汁をこす
  2. ネットに残った具の水分を切る(グッと握って絞る)
  3. 新聞紙に包んで捨てる

このとき、新聞紙は厚めにして使ったほうが、汁もれしにくくて安心です。

排水口用のネットは100均で売っているもので十分なので、常備しておくといいですね。

私のオススメはストッキングタイプの排水口用ネットです。

細かいゴミもしっかりキャッチしてくれるのに、目詰まりしにくいので使いやすいです。




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生モノの捨て方


次は生モノの捨て方です。生ゴミで特に臭いが出やすいのが、生の魚や肉ですよね。

魚の内蔵なども上の新聞紙で包む方法で、臭いはかなり抑えられますが、それでも気になる場合は、

  • 火を通して(レンジでチンして)から新聞紙に包んで捨てる
  • ビニール袋などに入れてゴミの回収日まで冷凍する

などの方法を使いましょう。

冷凍する方法は、冷凍庫にスペースがないと難しいですが、生ゴミの臭いがほぼ気にならなくなるのでオススメです。

ビニール袋や、ジップロックなどのジッパー付きの袋に入れて冷凍しましょう。

そして、燃えるゴミの回収日の朝に、そのままゴミ袋に入れるとバッチリですね。

ただ、回収されるまでに時間があると、中身が解けて水分が出てしまうことがあるので、新聞紙で包んでから回収用のゴミ袋に入れるか、新聞紙に包んだ状態で冷凍しておくとより安心です。


新聞紙がない場合


新聞紙を使う捨て方が生ゴミの臭い対策には有効なのがおわかりになったと思いますが、最近は新聞を取っていないご家庭も多いんですよね。

「うちには新聞がないわ~」という場合は、

  • フリーペーパー
  • 電話帳
  • マンガ雑誌

などを利用してみましょう。

しっかりしたパンフレットなどは水分を吸いにくいので、あまり向いていません。

また、

  • 実家でもらってくる
  • 新聞を取っている友達がいないか探す
などの方法もあります。

新聞紙を捨てるのはけっこう手間だったりするので、欲しいと言えば、喜んで譲ってくれる友達がいるかもしれませんね(^^)


【こちらの記事もキッチンのゴミについてご紹介していますので、参考にどうぞ♪】
↓ ↓ ↓
https://smilylife6.com/archives/2233.html

https://smilylife6.com/archives/2258.html



臭い対策に有効なグッズ


ここまでは、新聞紙を使った生ゴミの捨て方をご紹介してきました。

次は、新聞紙を使った方法にプラスアルファすることで、さらに防臭効果がアップするグッズをご紹介します。

         
使い方など
重曹 直接生ゴミに振りかける
重曹スプレー 重曹大さじ1をぬるま湯200ccに溶かす、または市販のスプレーを使う
クエン酸スプレー クエン酸小さじ1~2杯を水250ccに溶かす、または市販のスプレーを使う
お酢スプレー お酢50ccと水150ccを混ぜる
市販の防臭スプレー 「消臭力 生ゴミ用スプレー」や「ニオイノンノ」など
逆性石けん オスバンS(ドラッグストアで入手可)などの商品を100~200倍に薄めてスプレーする(100倍⇒2cc:水200cc)
アロマオイル 生ゴミに数滴たらす
コーヒーかす 水分を切るか乾かして、生ゴミに振りかけるか混ぜる
お茶がら 水分を絞って生ゴミに振りかけるか混ぜる
ハーブ 庭にあればゴミの中に混ぜる

※液体の場合、あまり大量にスプレーすると、ゴミ袋に水分が溜まってしまうことがあるので気をつけてください。

これらのグッズを上手く活用することで、防臭効果を高めてくださいね!



まとめ




今回は「生ゴミの臭いが気にならなくなる捨て方」について

  • 生ゴミが臭う原因
  • 生ゴミが臭わない捨て方
  • 防臭効果を高める臭い対策グッズ
を詳しくご紹介しました。


生ゴミを臭わなくするポイントは

  • 生ゴミが空気に触れるようにする(密閉しない)
  • 生ゴミを濡らさない
  • 温度を高くしない

でした。

これらのポイントをしっかりおさえつつ、今回ご紹介した新聞紙で生ゴミを包んで捨てる方法をぜひお試しくださいね。


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