茶渋の落とし方はこれでバッチリ!クエン酸や漂白剤などを使った方法を詳しく解説
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マグカップや湯のみ、急須などは、使っているうちにだんだん茶渋がついてきますよね。
頑固な茶渋は、普通の台所用洗剤でゴシゴシこすってみても、なかなか取れなくて困っていませんか?
今回は「この茶渋落とした~い!」というときに使える方法を
- つけ込んで茶渋を落とす方法
- こすって茶渋を落とす方法
身近にあるものを使ってできる方法が多いので、まずは家にあるもので試してみてくださいね。
それでは詳しく説明していきますので、続きをご覧ください。
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目次(クリックすると読みたいところにとびます)
つけ込んで茶渋を落とす方法
まずは、薬剤などを水やお湯に溶かして、茶渋を落としたい食器をつけ込む方法を4つご紹介します。
- クエン酸
- 酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)
- 塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)
- 入れ歯洗浄剤
肌が弱い人は手荒れの心配があるので、ゴム手袋をして作業すると安心です。
では、上の方法をそれぞれ詳しく説明していきますね。
【こちらの記事もいかがですか?】
重曹を使って茶渋を落とす方法、ステンレスボトルの茶渋の落とし方はこちらで詳しくご紹介しています。
↓↓↓ 重曹を使った茶渋の簡単な落とし方!汚れたコップ・急須・やかんが驚くほどキレイに!
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ステンレスボトルの茶渋の落とし方!水筒の茶渋を簡単にキレイにする6つの方法
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クエン酸を使った茶渋の落とし方
クエン酸は値段が安く、しかも安全性の高いお掃除グッズとして、重曹と並んで最近人気のアイテムですね。そのクエン酸を使って、茶渋を落としていきましょう。
◎使い方
- 茶渋を落としたい食器などに直接クエン酸を入れる。 マグカップ、湯のみ、急須などなら、クエン酸小さじ1くらいを目安に入れてください。
- お湯をそそぎ、そのまま1時間くらい放置する。
- お湯を捨てスポンジなどでこすり洗い。そのあと水ですすぐ。
お湯は100℃に近い熱湯でなくても、60℃くらいの熱めのお湯で大丈夫ですが、やけどにはくれぐれも注意してくださいね。
一度にたくさんの食器をつけ置きする場合は、洗い桶などにクエン酸入れて溶かし、そこに食器をつけ込むと便利です。
その場合、洗い桶の大きさにもよりますが、水1リットルにクエン酸大さじ1くらいを目安に溶かしてください。
水筒の茶渋を落とす場合は、クエン酸とお湯を入れたあとでフタをして、シャカシャカ振っておくと効果的です。
プラスチック水筒などに使う場合は、プラスチックが変形しないようお湯の温度に気をつけてくださいね。プラスチック容器の底などに、耐熱温度が記載されている場合があるので先にチェックしてみましょう。
また、ステンレスなどの金属の水筒全体をクエン酸を溶かした液につけ込むと、塗装がはがれたりして表面を傷める原因になります。水筒全体をつけ込むのはやめておきましょう。
クエン酸を使う頻度がそれほど高くない場合は、たくさん入っているものを買うと使い切れないこともありますよね。
クエン酸はダイソーやセリアなどの100均に少量のものが売っています。試しに使ってみる場合は、100均のもので十分なのでチェックしてみてください。
私はこのクエン酸を使う方法を使って、ステンレスのやかんの茶渋を落としました。
その過程を画像付きで詳しく紹介しますので、その効果のほどをご覧くださいね~!
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クエン酸を使ってやかんの茶渋を落としてみました!
こちらはダイソーで購入したクエン酸。200g入りで108円(税込)でした。
麦茶などを沸かしているステンレスのやかん。内側にけっこうしっかり茶渋が付いています^^;
お湯を沸騰させて火を止め、クエン酸を入れます。2リットルくらい入るやかんなので、クエン酸を大さじ2強入れました。
クエン酸を入れると泡が出て、少し吹き上がってきました。(お湯をギリギリまで入れている場合は、くれぐれも気を付けてください。)
再度火を付け、弱火で5分ほど沸騰させて火を止め、そのまま3時間ほど放置。(ひと晩くらい放置してもOK)
お湯を捨ててスポンジでこすり洗いをすると、茶渋がすっかりキレイに取れています!
注ぎ口は新しい歯ブラシでこすってみました。画像では少し分かりづらいかもしれませんが、すっかりキレイに!
注ぎ口を洗うときは、100均はホームセンターなどで市販されている「注ぎ口を洗う細長いブラシ」を使うと便利です。
やかんなどの頑固な茶渋も、この方法でキレイに落とすことができるので、ぜひ試してみてください!
酸素系漂白剤
漂白剤には「酸素系」と「塩素系」がありますが、「酸素系漂白剤」は塩素の独特な匂いがないので、匂いが苦手な方にはおすすめです。
最近主婦に人気の「オキシクリーン」も酸素系漂白剤ですね。
酸素系漂白剤は主成分が「過炭酸ナトリウム」で、粉末のタイプを使います。
同じ酸素系漂白剤でも、液体のものは成分が「過酸化水素」です。粉末のものとは成分が違うので、購入の際は粉末のものを買うようにしてくださいね。
少量入りのものでよければ、ダイソーやセリアなどの100均で購入できます。
セリアでは最近SNSなどで話題の「オキシウォッシュ」の少量版が売っていました!(↑の画像です) ダイソーやキャンドゥでも売っているそうですよ。
オキシクリーンのコストコ版(アメリカ製)は約5kg入りで、日本版でも1.5kg入りと大容量なので、ちょっと試してみるにはハードルが高いですよね。
オキシウォッシュは、オキシクリーンと同じ酸素系漂白剤なのですが、100均サイズ&価格なら試しに使ってみたいときに最適です。
◎使い方
- 40~60℃くらいのお湯1リットルに対し、酸素系漂白剤大さじ1くらいを溶かす。
- 食器を入れて1~2時間つけ置きしたあと、水でよくすすぐ。
クエン酸と同じように、一度にたくさんつけ置きする場合は、洗い桶を使ってまとめてつけ置きするのが便利です。
また酸素系漂白剤も、ステンレスの水筒全体をつけ込むと、塗装がはがれたりして表面を傷める原因になります。水筒全体をつけ込むのはやめておきましょう。
酸素系漂白剤を使ったステンレスボトルの洗い方はこちらの動画を参考にどうぞ
こちらは酸素系漂白剤のアマゾンでの購入者のレビューです。
他の方のレビューにも有るように、ステンレスマグやステンレスポッドの茶渋に使ってみました。
びっくりしますね、何ヶ月も掛かって蓄積した頑固なコーヒーや紅茶の茶渋が瞬殺でした。
期待をして購入しても大抵のものは期待値以下ですが、これは期待値を遥かに超えました。
びっくりしますね、何ヶ月も掛かって蓄積した頑固なコーヒーや紅茶の茶渋が瞬殺でした。
期待をして購入しても大抵のものは期待値以下ですが、これは期待値を遥かに超えました。
酸素系漂白剤は茶渋を落とす効果が高いことが、このレビューからよくわかりますね!
粉末の酸素系漂白剤は、主に掃除用として販売されているものが多いのですが、食器などに使用しても問題はありません。
ただ、主成分の過炭酸ナトリウム以外のもの(界面活性剤など)が入っているものも多く売られています。
食器など口にするものに使用するのに抵抗がある場合は、界面活性剤などが入っていない過炭酸ナトリウム100%のものを購入するのがオススメです。
人気のオキシクリーンは、アメリカ版は界面活性剤が入っており、日本版のオキシクリーンは界面活性剤が不使用となっています。
こちらは過炭酸ナトリウム100%で、人気の商品です。
塩素系漂白剤
塩素系漂白剤は「キッチンハイター」などでよく知られている商品ですね。塩素のツンとした独特の匂いが苦手な人が多いです。
ただ、漂白パワーは強いので、頑固な汚れには効果的。頑固な茶渋にはオススメです。
◎使い方
- 水1リットルに対し、塩素系漂白剤10ml(小さじ2)を目安に薄める。
- 食器を約5分~30分(汚れがひどい場合)つけ置きしたあと、水でよくすすぐ。
最近は泡で出るタイプのものも販売されていますね。泡タイプは手軽なので、コーヒーカップひとつだけ、サッと茶渋を落としたい・・・というときなどは便利です。
私もちょっと茶渋が気になるな~というときは、この泡タイプの塩素系漂白剤を使って手軽に茶渋を落としています。
塩素系漂白剤は金属系やアルミ製の製品に使用すると、サビなどの原因になるので使用しないでください。
ステンレスの水筒などの茶渋を取るときも、塩素系漂白剤は使用しないように説明書に記載されていることが多いです。
また、金、銀、プラチナなどの金属系の釉薬を使って絵付けされている食器には、塩素系漂白剤は使えません。
あと、土ものの陶器(信楽焼や美濃焼など)は吸水性が高いので、塩素系漂白剤を使用すると塩素の匂いが取れにくくなることがあり注意が必要です。
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入れ歯洗浄剤
実は、入れ歯洗浄剤で食器に付いた茶渋を落とすことができます。ちょっとした裏ワザですね!
入れ歯洗浄剤と聞くと意外な気がしますが、入れ歯洗浄剤には入れ歯に付いたステイン(=茶渋)を落とす効果があるので、食器に付いた茶渋を落とすことができるのです。
そう聞くと「確かに使えそう~!」と納得ですよね。
◎使い方
- 40℃くらいのぬるま湯150mlに、入れ歯洗浄剤を1錠入れる。
- 汚れ具合に応じて、5分~ひと晩つけ置きする。
- 洗浄液を捨て、食器を水でよくすすぐ。
マグカップや湯のみ、急須などには、入れ歯洗浄剤を直接1錠入れればOK!
もしまとめて洗い桶でつけ置きしたい場合は、お湯の量に合わせて入れ歯洗浄剤を調節して入れてください。
入れ歯洗浄剤なので、食器など口にするものに使っても安心して使えます。
わざわざ入れ歯洗浄剤を買うまでもないかもしれませんが、もし家に入れ歯洗浄剤が余っていたりするならぜひ使ってみてくださいね。
ここまでは、液につけ置きして茶渋を落とす方法をご紹介しました。では、次はこすって茶渋を落とす方法をご紹介します。
こすって茶渋を落とす方法
こすって茶渋を落とす方法は、
- メラミンスポンジ
- アクリルたわし
- レモン・みかんなど柑橘系果物の皮
- 歯磨き粉
- 粗塩
- クレンザー
などを使って、その研磨効果で茶渋を落とします。
メラミンスポンジ、アクリルたわし、柑橘系果物の皮は、そのもので直接食器をこすります。
歯磨き粉、粗塩、クレンザーは、食器洗い用のスポンジなどに付けてこすってください。
スポンジが水でビショビショになっていると歯磨き粉や粗塩は溶けてしまうので、スポンジの水はしっかり切っておきましょう。
スポンジの代わりに、適当な長さに切ったラップを丸めて使うのも効果的ですよ。
どちらの方法も、最後に水でしっかりすすぎます。
また、重曹にも研磨効果があり、茶渋を落とすのに効果的です。重曹を使ったやり方はこちらの記事を参考にしてください。
最後に
今回の記事では、重曹以外で食器の茶渋を落とす方法をご紹介しました。
- つけ込んで茶渋を落とす方法
- こすって茶渋を落とす方法
上で紹介したアイテムは、最近はほとんどのものが100均で手に入るようになりました。もし購入する場合も、手軽に試すことができますね!
クエン酸、酸素系漂白剤、メラミンスポンジなどなど・・・私もほとんどダイソーかセリアで買っています。
茶渋の頑固さ具合によっては、「こすってみても落ちなかった・・・」という場合があるかもしれませんが、色々試してみてください。
手荒れが心配な方は、ゴム手袋の用意もお忘れなく。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
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こんにちは!入れ歯洗浄剤とは、目のうろこでした!確かによくおちそうですよね!
ないこさん♪
いつもコメントありがとうございます。
固定観念を取り払うと、気付くことってありますよね!