小学校の家庭訪問のマナーとは?話す場所は玄関先かリビングのどっちがいいの?
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小学校が始まると、たいてい4月末から5月中ごろに家庭訪問がありますね。
初めての場合だと「こんな時はどうすればいいの?」と、家庭訪問のマナーについて悩むことがありませんか?
そこで、家庭訪問の時のマナー、特に話をする場所についてまとめてみました。
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目次(クリックすると読みたいところにとびます)
家庭訪問は玄関先で話す?部屋に通す?
家庭訪問でまず迷うのが、先生とどこで話をしたらいいの?という場所のこと。
玄関先でいいのか、先生を部屋にお通ししないとマナーとして失礼なのか迷うところですよね。
最近では、学校からの家庭訪問のお知らせのプリントに、「玄関先で……」などと明記されていることも多いようです。
「上がって下さい」と言っても断る先生もいますし、同じ学校でも先生によって対応が違うという話も聞きます。
わが家の場合、小学校の家庭訪問のお知らせのプリントに「玄関先で」と書かれていたことはありません。
先生に「どうぞお上がりください。」と言うと、断られたことはありませんでした。
でも、プリントに「玄関先で」と書かれている場合は、学校としては玄関でOKなので失礼にはなりませんね。
それでもやっぱり心配だわ……と思うなら、「こちら(玄関)でよろしいですか?」などと先生にひと言聞いてみるといいですよね。
場所について何も書かれていない場合は迷いますが、もし、先生に家に上がって欲しくないのであれば、無理して部屋に通さなくてもいいと思います。
そういう時も、「こちら(玄関)で話をさせてもらってよろしいですか?」と聞いてみましょう。
先生が「いえ、家に上がらせてください。」とは言わないと思います、多分……^^;
でも、念のため、部屋に上がってもらう前提で、ある程度の掃除や片付けはしておいた方がいいですね!
家に上がってもらっても大丈夫と思えるのであれば、部屋にお通しするのが一番です。その方が落ち着いて話ができますね。
ちなみに、私の友達には「家に上がってもらうけど、掃除も片付けもしない。ありのままを見てもらう」というツワモノ(?)もいますよ。
また、家庭訪問については「部屋に通さない、お茶は出さない」という、暗黙のルールがあるという地域も存在するようです。
暗黙のルール……知らなかったらと思うと、ちょっと怖いですね(汗)
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先生を部屋に通す場合に座ってもらう位置は?
家庭訪問で先生を部屋にお通しする場合、「どこに座ってもらうか」も迷うところです。
この場合、先生は「お客様」と考えて、上座に当たる席に案内するのがマナーですよね。
親しい仲でも、わが家に来た人に、わざわざ下座に当たる場所に座ってもらう人は誰もいないはず。
この時、「こちらにどうぞ」と先生に声をかけると、先生も迷わず案内された場所に座れます。
「お好きなところに」なんて言われると、先生も「どこに座ったらいいの?」と、内心ドキドキするかもしれません。
ここで参考までに「上座」の考え方ですが、基本的に入り口から一番遠い場所が上座になります。
入り口の位置や床の間の位置などで、上座に当たる場所は変わるので、判断が難しい間取りもあるようですが……。
我が家には客間にあたる和室がないので、先生をお通しするのはリビングダイニングになります。
リビングの机で正座してもらうより、ダイニングテーブルでイスに座ってもらう方が、お互い足がラクだと思うので、ダイニングテーブルのイスに座ってもらいます。
一応、上座を意識して、入り口から遠い方のイスに座ってもらいますが、あまり細かいことは気にしていません。
先生は短い時間の中でたくさんの家を訪問するので、先生の方も上座下座などに気を取られている暇はなさそうですね。
ただ、年配の先生の場合は、できれば上座下座を少し気にしてお通しした方がいいと思います。
「マナーを知らないな……」と思われてしまうかもしれないので、気をつけましょう。
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場所が玄関先の場合は先生とどうやって話す?
学校からのプリントに「玄関先で」と書かれていた場合や、家には上がってほしくないので、こちらから「玄関で」と指定した場合は、さて、どうやって話をしましょうか?
- 立ち話をする
- 座って話をする
玄関の形状にもよると思いますが、玄関に腰を掛けられるような段差があるのなら、そこに座布団を敷いて座ってもらうと先生もラクですよね。
短い時間だと立ち話でも大丈夫かもしれませんが、立ち話ってけっこう落ち着かないんです。
わが家の長男が通っていた幼稚園では、家庭訪問のお知らせに「一人10分程度ですので玄関で」と書かれていて、「どうぞ上がってください」と言っても断られました。
その頃はアパート住まいだったので、玄関は狭く、座ってもらう段差もないので、本当に先生と立ち話で終わりました。
でもその時は「なんだか落ち着かないなぁ……」と思いながら話しましたが、10分間がやけに長く感じたものです。
こちらの記事でも、家庭訪問のマナーについて書いています。参考にどうぞ!
↓↓↓
家庭訪問のマナー。お茶やお茶菓子は出す?出さない?
まとめ
家庭訪問でのマナーとして、これが正解!というものはないので、常識の範囲で失礼にならないように、人を家に迎えるという気持ちで準備すれば良いですね。
学校によっては、ひとり10分程度しか話をできない場合もあります。
そんな場合は家に上がってもらったりしていると、せっかくの時間が短くなってしまいますよね。
家庭訪問の案内に、「質問をまとめておいていただけると助かります」と書かれていたこともありました。
次男の担任の先生は、タイマーを持って来て、時間が来たらサッと切り上げて次へ……という先生もいましたよ^^;
確かに後になるほど遅れてくることが多くなり、遅れると訪問先に迷惑をかけることになるので、先生もできるだけ予定どおりに回りたいというのが本音ではないでしょうか。
最近は、家の場所を確認するのがメインの目的で、保護者と話をするのは、家庭訪問のメインの目的ではない……という学校もあるようです。
ひとことで家庭訪問と言っても、学校、先生によって、このように色んなパターンが存在します。
わが家の場合は、一応部屋に上がってもらうということを前提にして、見られて恥ずかしくない程度に掃除と片付けをすることにしています。
でも、地域や学校のカラーなどでも違いがあるのが現状なので、「これで大丈夫かな?」と心配なら、先輩ママさんなどに「去年はどうした?」と、事前にリサーチしておくと安心ですね。
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