ファンデーションの捨て方!中身の出し方と鏡付きのコンパクトのゴミ区分は?

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捨てよう、捨てよう…と思いつつ、放置していたファンデーション

中身が残っているし、ファンデーションのコンパクトが付いている…(^o^;)

「ゴミは分別しないといけないけど、何ゴミになるのか分からなくてめんどくさいなぁ…」って思いますよね。

私もそうなんです。捨てるのが面倒で、放置していたファンデーションのケースが洗面所にいくつかありました。

でも、いつまでも放置しておくわけにもいかない!

…ということで、ゴミの分別ガイドブックとにらめっこ、そして市役所に電話もしながらファンデーションを処分しました。

そんな経験から、今回は

  • ファンデーションの中身の捨て方
  • ファンデーションのプラスチック容器の捨て方(鏡付きの場合も)
  • ファンデーションの瓶の捨て方

この3点について解説していきますので、ぜひ続きをご覧くださいね。

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ファンデーションの種類


ファンデーションは

  • 固形などのコンパクト(プラスチックケース)入り
  • プラスチック製容器(ボトル・ポンプ・チューブ)入りのリキッド・クリーム
  • ガラス瓶入りのリキッド
など、種類がいくつかありますよね。



ファンデーションは中身を使い切ってから、容器をお住いの自治体の区分に沿って処分するのが基本になります。

中身が残っている場合は、まずは中身を捨てないといけません。

それでは、ひとつずつ中身の捨て方と容器の処分について説明していきます。


固形などのコンパクト(プラスチックケース)入りの場合


ファンデーションの中身が残っている場合。中身は取り出して「燃えるゴミ(家庭ゴミ)」で捨てます。

固形のファンデーションの中身は、竹串などでつつくと崩れるので、チラシやキッチンペーパー、ティッシュ、ビニール袋などに包んで、燃えるゴミで捨てましょう。

最近は半固形のクリームタイプのものもありますよね。

半固形タイプは、ヘラなどを使うと中身を取り出すことができます。ヘラが無ければ、割り箸やスプーンの柄の部分などでゴシゴシこすると取れてきます。

家にない場合は、コンビニやスーパーの買い物ついでにプラスティックのスプーンなどをもらえば、ヘラの代用にできますよ。


中身の捨て方は分かったけど、鏡の付いたコンパクトって何ゴミで捨てたらいいの?

そうそう。ファンデーションの処分で一番何が困るか…って、コンパクト(プラスチックケース)捨て方ですよね。

コンパクトにはたいていが付いているのですが、この鏡がくせ者!「何ゴミの区分になるの~?」と一番迷うところです。

それに「捨てるときは鏡は取り外さなきゃダメなの?」という疑問も…。鏡は上手く取れればいいのですが、割れてしまったりすると後始末が大変になってしまいます。



上の写真のように、最近はコンパクトに「プラ」のマークが付いているものが増えています。

資生堂のホームページにはこう記載されていました。

「Q.コンパクトの鏡は取り外さなきゃダメ?」
「A.プラマークがあれば、鏡もそのまま一緒にプラとして捨てられます。」
出典:http://www.shiseidogroup.jp/eco/column/detail04/

そうなんです。コンパクトも「プラ」マークが付いていれば「容器包装プラスチック」の区分で捨てて大丈夫なんですね。


でも、コンパクトの裏を見ても、「プラ」マークが付いていないこともあります。「プラ」マークは外箱に付いていて、本体には付いていない場合もあるんですよね。

外箱には【容器は「プラ」マーク】が付いていたかもしれない。でも、外箱を捨ててしまって確認できない…。また、コンパクトが古い場合は、「プラ」マークが付いていないこともあります。


もし「プラ」マークが確認できない場合は「プラゴミでいいの?」と不安になりますよね。その場合、コンパクト(プラスチックケース)は、鏡を捨てるときの区分で処分しましょう。

鏡はたいてい燃えないゴミ(不燃ゴミ)になります。

でも、例外もありますので、お住まいの自治体の「鏡」の区分を、ホームページやゴミの分別ガイドブックで確認してください。

どうしても何ゴミで捨てていいか分からず不安な場合は、清掃局などの担当課に聞いてみるのが一番確実なので、問い合わせてくださいね。

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プラスチック製容器入りのリキッド・クリームの場合


次は、プラスティック製の容器に入った、リキッドやクリームタイプのファンデーションを捨てる場合です。

ファンデーションが入っているプラスティック容器には、

  • ボトルタイプ
  • ポンプタイプ
  • チューブタイプ
がありますよね。



ファンデーションの中身が残っている場合は、ファンデーションを新聞紙やキッチンペーパー、ビニール袋などに出して使い切った状態にします。

出した中身は燃えるゴミで捨てます。

ボトルとチューブは、容器を口を下に向けて一晩置いておくと、ファンデーションの中身を最後まで出しやすくなりますよ。

さらに、チューブタイプの場合は、キャップを閉めた状態で、キャップとは反対側の端を持ち、扇子であおぐように容器を数回振ると、さらに中身が出るようになります。

キャップはくれぐれもしっかり閉めて振ってくださいね~。振った時にキャップがゆるんで取れてしまうと、ファンデーションの中身が辺りに飛び散る…という惨事が起こります(^o^;)


チューブの中身をもっとしっかり取り出したい場合は、チューブをハサミで切るといいですよ。

そうすると、指が入るようになるので、ティッシュで拭いたり、綿棒でかき出したりすることができるので、試してみてください。


ポンプタイプは分解できれば分解して、中身をできるだけ出します。

でも、ポンプタイプは分解できないものが多いので、中身が出なくなるまでポンプを押して中身を出し切ります。


では、次に容器のゴミ区分について説明しますね。

最近のプラスチック容器には、「プラ」マークがたいてい付いているので、「容器包装プラスチック」の区分で捨てることができます。

容器 区分
プラスチック
ボトル

チューブ
「プラ」マーク
あり
容器包装
プラスチック
「プラ」マーク
なし
プラスチック類 燃えるゴミ
(家庭ゴミ)
燃えないゴミ
(不燃ゴミ)

でも、ここで注意したいのが、「プラ」のマークが付いていても、汚れ具合によっては、「容器包装プラスチック」で捨てられない自治体がけっこうあることです。

「プラ」マークが付いた容器の処分

  • 中身を使い切った状態なら、多少汚れが残っていても「容器包装プラスチック」で出す
  • 中身を使い切って洗って汚れを落として「容器包装プラスチック」で出す

この2つのパターンがあります。

ファンデーションの容器は、サッと洗っただけでは汚れを落とし切るのは難しいので、汚れが落ちない場合はどちらの区分になるか、お住いの自治体の捨て方を確認しましょう。

…ということで、ボトル、ポンプ、チューブのプラスチック容器は、

  • 多少汚れが残っていても使い切ってあれば「プラ」で出せる場合⇒中身をしっかり出して「容器包装プラスチック」で

  • 汚れが残っているものは「燃えるゴミ」になる場合⇒中身を出さずにそのまま燃えるゴミで

  • 汚れが残っているものは「燃えないゴミ」になる場合⇒中身をしっかり出して燃えないゴミで

この3つのうちのどれかで捨てることになりますので、確認して捨ててくださいね。


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ガラス瓶のリキッドタイプの場合


では、最後にガラス瓶に入ったリキッドタイプのファンデーションの場合をご説明しますね。

中身が残っている場合は、瓶を下に向けたり、トントンと叩いてみたりしてできるだけ出すようにします。

ただ、これがなかなかひと苦労なのですが、ひと晩口を下に向けて置いておくと、口の方にファンデーションが落ちてきて、中身を捨てやすくなりますよ。

そして、中身をできるだけ出したら、お住いの自治体のゴミの区分に沿って処分します。

ガラス瓶も自治体によってゴミの区分が異なるので、気をつけてくださいね。

洗って リサイクル
(資源ゴミ)
中身を使い切って 燃えないゴミ
(不燃ゴミ)

瓶は、燃えないゴミ(不燃ゴミ)の区分で出す自治体が多いですが、中には資源ゴミ(リサイクル)の区分で出す自治体もあります。

燃えないゴミの場合は、使い切った状態になっていれば大丈夫ですが、資源ゴミ(リサイクル)の場合は、瓶を洗わないといけないのでちょっと大変です。

ガラス瓶に入ったリキッドタイプのファンデーションは、中身を出し切るのはなかなか難しく、さらに洗ってもなかなか汚れが落ちない…と苦戦を強いられます。

私が以前住んでいた市は、化粧品の瓶が資源ゴミ(リサイクル)に区分されていたので、リキッドタイプのファンデーションの瓶には苦労しました。

そのことはこちらの記事にも書いています。⇒化粧品の捨て方!中身が残った使いかけや未使用の化粧品はこの方法で処分


そこで市役所の担当課に問い合わせたところ、

「どうしても汚れが落とせない場合は、資源ゴミではなく、燃えないゴミ(不燃ゴミ)で出してください」とのこと。

できるだけ資源ゴミ(リサイクル)で出したいところですが、キレイにできないものは「燃えないゴミ(不燃ゴミ)」で大丈夫と教えてもらいました。


…ということで、ファンデーションのガラス瓶は

  • 使い切った状態で「燃えないゴミ」

  • 洗って「資源ゴミ(リサイクル)」または、汚れが落ちないものは「燃えないゴミ」

この2つのパターンのどちらかになりますので、確認して処分してくださいね。

【こちらの記事もいかがですか?】
 ↓ ↓ ↓
スプレー缶の捨て方。主婦でもできる中身が残っている時の処分方法
マニキュアの捨て方はコレで完璧!中身が残っている場合の処分方法


最後に




いかがでしたか?

ファンデーションの中身の捨て方と、容器のゴミ区分について詳しく解説してみました。

ファンデーションの容器は種類も多く、捨て方も迷うことが多いですが、ほとんどがプラスティック容器とガラス瓶になります。

迷いがちな鏡付きのコンパクトは「プラ」マークが付いていれば、「容器包装プラスチック」の区分で鏡付きのまま出せます。

「プラ」マークが付いていなければ、「鏡」の区分で…でしたね。

また、プラスチック容器は、

「プラ」マークがついていても、汚れ具合によって「容器包装プラスチック」で出せる自治体と、出せない自治体がある


というのが要注意ポイントです。

捨てたいゴミは何ゴミになるのか、お住いの自治体のゴミ区分を確認しながら捨ててくださいね。

参考になれば幸いですm(_ _)m

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