お風呂の床の黒ずみはこの掃除方法でスッキリ!重曹・クエン酸・酸素系漂白剤で安全にお掃除を
お風呂の床の黒ずみが気になるんだけど、掃除してもなかなか落ちなくて・・・。どうやったらスッキリきれいになるのかな?
お風呂の床って、なぜかいつの間にか黒ずんでしまいますよね。
※床の汚れは、見ようによっては黄ばみ汚れ?茶色い汚れ?のようにも見えますが、今回は黒ずみで統一して説明していきます。
例えば凸凹、ザラザラしたカラリ床などに多いこんな汚れ。↓↓↓
(わが家のはトステムのユニットバスです)
この黒ずみ汚れ、お風呂用の洗剤などでこすり洗いしてみても、なかなか落ちなくて困っていませんか?
今回は、「黒ずみ汚れが落ちなくて困る!」というときに使える、お風呂の床の黒ずみ汚れを掃除する方法を4つ詳しくご紹介します。
それでは、続きをご覧くださいね!
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目次(クリックすると読みたいところにとびます)
お風呂の床の黒ずみ汚れの落とし方
私が試した方法はこの4つ。
- 重曹+クエン酸(+ラップでパック)
- オキシウォッシュ(酸素系漂白剤)+お湯(+ラップでパック)
- クリームクレンザー
- オキシウォッシュ(酸素系漂白剤)+重曹(+ラップでパック)
この他にも方法は色々ありますが、小さいお子さんがいる家庭でも安心して掃除できるように、今回はできるだけナチュラルな素材を使ってやってみました。
ただ、ナチュラルな素材を使うと言っても、手荒れの心配はあります。掃除をするときは、ゴム手袋をはめて掃除してくださいね。
最近のお風呂は、汚れやカビが付きにくくなるように、特殊なコーティングが施されている場合があります。そういう床には、使ってはいけない洗剤があるので注意が必要です。
コーティングがはがれて効果がなくなることもあるので、心配な場合は、説明書やメーカーに問い合わせるなどして、洗剤の種類について確認してください。
それでは、ここから具体的な掃除の仕方を説明していきます。
重曹+クエン酸(+ラップでパック)で掃除
重曹、クエン酸ともに、環境への負担が少ないナチュラルな素材です。小さなお子さんやペットがいるご家庭でも、安心して使うことができますね。
◎用意するもの
- 重曹
- クエン酸
- スプレーボトル
- ブラシ(たわし)
- ゴム手袋
重曹やクエン酸はスーパーの日用品売り場や、ドラッグストアで購入できます。
とりあえずお風呂の掃除だけに試してみたい場合は、ダイソーやセリアなどの100均で売っている、少量入りのもので十分ですよ。
◎やり方
- クエン酸水を作る スプレーボトルに、クエン酸大さじ1~2:水500ccの割合で入れて溶かします。
- 汚れを落としたい部分に重曹をまく お風呂の床に重曹をまきますが、スプーンなどでまくとあまり均一にまけません。
- 重曹の上からクエン酸をスプレーする クエン酸水をスプレーすると、重曹とクエン酸が反応してシュワシュワ~っと泡が出ます。クエン酸水が少ないと泡立ちが悪くなるので、クエン酸水はたっぷり吹き付けましょう。
- しばらくおいてこする 5~15分ほどおいてから、ブラシなどでこすり洗いをします。
- 洗い流す 重曹などが残らないように、シャワーでしっかり流してください。
クエン酸水を作るのが面倒なら、クエン酸水のスプレータイプの商品も売っているので、そちらを利用するのもいいですね。
また、「スプレーボトルを増やしたくない・・・。」というときは、重曹の上にクエン酸を粉末のまま振りかけ、その上から水をスプレーするか、水を少量ずつ直接かければOKです。(クエン酸の消費が早くなってしまいますが・・・)
広範囲にまく場合は、下の画像のような商品や、キッチン用品のストレーナー(取手付きのザル)などを使うと便利ですよ。
◎私が使っている便利グッズ
掃除する面積が広いと、スプレーする手がちょっと疲れてきます(汗)・・・が、そこは少し頑張ってスプレーしてくださいね!
このとき、ラップやキッチンペーパーでパックして15分~1時間くらい放置すると、より効果が高まります。
上の方法のビフォーアフター画像です。使用前は我ながらあまりにも汚いので、ボカシ入れました(汗)↓
重曹とクエン酸で掃除した部分だけ、キレイに汚れが取れました!
重曹とクエン酸を使った掃除方法。こちらの動画も参考にどうぞ!↓↓↓
オキシウォッシュ(酸素系漂白剤)+お湯(+ラップパック)で掃除
では次は、私が「重曹+クエン酸」よりも、汚れ落ち効果が高いと感じた方法です。
今、主婦の間で人気のオキシクリーンなどの酸素系漂白剤を使って掃除していきます。
◎用意するもの
- オキシウォッシュなどの酸素系漂白剤
- 熱め(60℃くらい)のお湯
- バケツ・洗面器などのプラスチック容器
- ブラシ(たわし)・スポンジ
- ゴム手袋
私はセリアで購入した酸素系漂白剤「オキシウォッシュ」を使いました。↓
お湯は酸素系漂白剤の効果を高めるために、60℃くらいの熱めのお湯を使います。なので、やけどにはくれぐれも気をつけてくださいね。
バケツ・洗面器はプラスチック製のものを使ってください。金属製のものを使うと、サビの原因になることがあります。
◎やり方
- 酸素系漂白剤(適量)をバケツなどの容器に入れる 掃除したい場所の広さにもよりますが、私は計量カップでだいたい1カップくらいの酸素系漂白剤を使いました。
- お湯を入れて酸素系漂白剤を溶かす プラスチック容器に酸素系漂白剤を入れ、60℃くらいのお湯を入れます。酸素系漂白剤1カップに対して、お湯は半量~同量くらいです。
- 汚れの部分に塗りつける ブラシやスポンジで汚れの部分に塗りつけて、しばらくおいてからこすり洗いをします。
- シャワーでよく流す 酸素系漂白剤が残ったまま乾くと白く跡が残ることがあるので、しっかり流してください。
お湯の量は適当でかまいませんが、お湯が多すぎるとすぐに流れてしまいます。あまりシャバシャバにならないように調節してください。
ゴム手袋をして、ブラシなどで混ぜて酸素系漂白剤を溶かします。(完全には溶けきりません)
塗ったあと、ラップやキッチンペーパーでパックして、15分~1時間くらい置いてからこすると効果が高まります。
この方法で床をこすると、軽い汚れならびっくりするくらいサッとキレイになりました!
・・・が、うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました(-_-;)
でも、この方法も汚れ落ちの効果は高いので、ぜひ試してみてくださいね!
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クリームクレンザーで掃除
市販のクリームクレンザーで床を磨いて、黒ずみ汚れを落としていきます。用意するものも少なく、気になったところを手軽に掃除できる方法です。
◎用意するもの
- 市販のクリームクレンザー
- ブラシやスポンジ
- ゴム手袋
研磨作用のあるクレンザーでこすり洗いすることで、お風呂の床の表面についた黒ずみ汚れが落ちます。
スポンジを使う場合、スポンジの目に研磨剤が入り込んでしまって、あまり研磨効果が得られないことがあります。
できれば
- ラップを丸めたもの
- デニムなど目の詰まった布
ただ、ラップはゴシゴシしている間にボロボロになってくるので、途中で何回か交換が必要かもしれません。また、ボロボロになったラップを、排水口に流してしまわないように気をつけましょう。
スーパーやドラッグストアの日用品売り場などで手軽に購入できるクリームクレンザーですが、頑固な汚れにはあまり効果がない場合があります。
こちらのクレンザーは、お風呂の床の汚れがよく落ちると評判です。試してみてはいかがですか?↓↓↓
ここまで、3つの方法を紹介してきました。
- 重曹+クエン酸(+ラップでパック)で掃除
- オキシウォッシュ(酸素系漂白剤)+お湯(+ラップパック)
- クリームクレンザー
もし、この3つの方法でも落ちない頑固な黒ずみ汚れの場合は、次に紹介する方法を試してみてください。
その方法は、
- オキシウォッシュ(酸素系漂白剤)+重曹(+ラップパック)
では、やり方を詳しく説明していきます。
オキシウォッシュ(酸素系漂白剤)+重曹(+ラップパック)で掃除
酸素系漂白剤に重曹の研磨効果を加えて、黒ずみ汚れを落としていきます。
◎用意するもの
- オキシウォッシュなどの酸素系漂白剤
- 重曹
- プラスチック製のバケツや洗面器
- プラスチック製のスプーンなど(混ぜるため)
- お湯(60℃くらい)
- スポンジ
- ブラシ
- ゴム手袋
私はセリアで売っているオキシウォッシュを使いましたが、粉末の酸素系漂白剤として売っているものならOKです。
酸素系漂白剤は、別名「過炭酸ナトリウム」とも呼ばれていて、製品によっては「過炭酸ナトリウム」の表示で販売されているものもあります。
手荒れの心配があるので、ゴム手袋をして作業をしてくださいね。
やり方
- 酸素系漂白剤と重曹を、それぞれ同量ずつプラスチック容器に入れる 量はそれぞれ同量くらい使います。掃除したい場所の広さにもよりますが、床全体の場合は1カップずつくらいは必要です。
- 同量くらいのお湯(60℃くらい)を入れる 効果を高めるために熱めのお湯を使います。やけどには注意しましょう。
- スプーンなどで混ぜてペースト状にする なめらかなペースト状ではなく、完全に溶けないのでザラザラした感じになります。
- スポンジなどで汚れを落としたい部分にペーストを塗る スポンジなどで塗り広げていきます。
- ブラシでこすり洗いをし、シャワーでしっかり流す 酸素系漂白剤、重曹が残ったまま乾くと、白く跡が残ることがあるります。シャワーでしっかり流してください。
バケツ・洗面器はプラスチック製のものを使ってください。金属製のものを使うと、サビの原因になることがあります。
より効果を高めたい場合はラップかキッチンペーパーでパックして30~1時間ほど放置します。
この方法で、床の黒ずみ汚れはもちろんなのですが、
- お風呂の洗面器を置くような台(?)の茶色い汚れ
- バスタブの側面(洗い場側)の茶色い汚れ
- シャワーホースの黄ばみ
までが、スッキリきれいになったんです!
メラミンスポンジでこすってみてもあまりきれいにならず、年数が経つごとにどんどん汚れがひどくなってきていたので、ちょっと感激してしまいました。
そして、お風呂の床の黒ずみ汚れも、スッキリきれいになったんです。
ただ、わが家のお風呂の床はあまりにも汚れが蓄積していたのか、一度やっただけでは落とし切れないところがありました。
でも、この方法で2回掃除してみると、ほぼスッキリきれいになりましたよ。
最終的にはこんな感じ。かなりキレイになりました!
影になってしまって、分かりづらい部分もありますが、排水口のフタ周辺の汚れもキレイに落ちています。
今までご紹介した方法の他に、
- サンポール(トイレ掃除用の洗剤)
- シールはがしスプレー
などで、お風呂の床の黒ずみ汚れが落ちた!という報告もたくさんありました。
サンポールは「酸」の力で汚れを落とし、シールはがしスプレーは「溶剤」で汚れを落とす、どちらも汚れ落ちの効果は高い方法です。
ただ、サンポールやシールはがしスプレーは刺激のある臭いがするので、小さいお子さんがいる家庭では「大丈夫?」と不安に感じることもありますよね。
また、カビキラーなどの塩素系漂白剤と、酸性タイプのサンポールを混ぜると、有毒な塩素ガスが発生します。有毒な塩素ガスを吸って死亡した例もあるので、取り扱いには要注意です。
サンポールもシールはがしスプレーも、お風呂の床掃除に使うのは本来の目的とは違うので、
- 換気をしっかりする
- 使い方・注意点をよく読んでおく
また、サンポールで掃除したところ、お風呂の床が変色した・・・という報告もあるので、自己責任で使ってくださいね。
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黒ずみの原因は?
ここまでお風呂の床の黒ずみ汚れの掃除方法について説明してきましたが、そもそもこの黒ずみ汚れって何が原因なんでしょうか?
では、ここからは汚れの原因について簡単にご説明しますね。
カビキラーなどの洗剤で落ちる場合は、黒カビが原因です。
でも、カビキラーで落ちない黒ずみの原因は「石鹸カス+皮脂汚れ」になります。
石鹸カスと皮脂汚れが混ざり合って蓄積し、バスマジックリンなどの一般的なお風呂用洗剤(中性)では落ちない汚れになってしまいます。
この黒ずみ汚れは酸性なので、アルカリ性の洗剤が汚れを落とすのに有効で、今回使用した重曹や酸素系漂白剤はアルカリ性になります。
■あわせて読みたい■
最後に
今回はお風呂の黒ずみ汚れの掃除の仕方を、4つご紹介しました。
- 重曹+クエン酸(+ラップでパック)
- オキシウォッシュ(酸素系漂白剤)+お湯(+ラップパック)
- クリームクレンザー
- オキシウォッシュ(酸素系漂白剤)+重曹(+ラップパック)
ちょこちょこ掃除はしていたつもりですが、築11年のわが家の場合は、かなり蓄積していたようです(-_-;) 特にみんながよく立つ部分の汚れは頑固でした。
そして、今回紹介した方法で1回掃除しただけでは、どうも汚れが残る部分がありました。
そこで、違う方法でもやってみたところ、頑固な部分もほぼスッキリしましたよ!なので、一度で落ちなくても、諦めずに色々な方法を試してみてください。
それでは、キレイなお風呂で、気持ちよくバスタイムを楽しんでくださいね~♪
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こんにちは!毎日掃除しているつもりでもどうしても汚れてしまいますよね!市販の漂白剤はにおいがきついのでとても参考になりました!
ないこさん♪
コメントありがとうございます。
私も塩素系の漂白剤はニオイが苦手です。
でも、やっぱり効果は高いですよね。
洗剤自体の得意分野を活かせるように、
ナチュラルな素材も上手に使い分けして、
ブログでご紹介できたらと思っています。