台所の排水溝のつまりを解消!タオルを使って自分で対処する方法とは?

タオルを使って台所の排水溝つまりを取る方法があるって聞いたんだけど、どうやるか知ってる?
うん、知ってるよ!軽いつまりなら、この方法だけで解消することもあるよ!
そうなんだ!やり方教えて~!
いいよ!でも、ちょっと気を付けた方がいいこともあるから、注意点も一緒に説明するね!


台所(キッチン)の流し(シンク)の排水溝。なんとなくつまり気味で、流れが少し悪いな~と感じたら、これから紹介する方法をまず試してみてください!

使うものはタオルとお湯だけなので、費用はお湯を沸かすガス代(電気代)だけ・・・と、ほとんどかかりません。。

これで軽いつまりなら解消できることもあるので、上手くいけばラッキーですよ!

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やり方は?


それではやり方を詳しく説明しますね。まずは用意するものからです。

■用意するもの■
  • タオル 1枚(汚れてもいいもの)
  • ゴム手袋(必要であれば)
  • 洗濯バサミなど(必要であれば)

使うタオルは、フェイスタオルサイズのもので十分です。

そして、給湯器のお湯の温度を60℃くらいに設定します。


うちの給湯器は60℃以上の設定はできませんでしたが、60℃でもかなり熱いお湯が出るので、くれぐれもやけどには注意してくださいね。


■やり方■
  1. 排水溝の部品をはずす
  2. タオルを排水管に詰めこんで栓をする
  3. タオルの端っこを出しておく
  4. 流し(シンク)の6~8割くらいの高さまでお湯をためる
  5. タオルを抜いてお湯を一気に流す

次に、それぞれの手順を詳しく説明していきます。


【1】排水溝の部品をはずす



フタとゴミ受け皿、ワントラップ(排水管のフタみたいなもの)を取り外します。ワントラップは、横にひねると取れるようになっています。


【2】タオルを排水管に詰めこんで栓をする



流し(シンク)にお湯がたまるようにするため、タオルの端をパイプに押し込んですき間ができないようにしっかり栓をしてくださいね。

タオルを端からそのままパイプに入れて行くと、どんどん中に入って行き、しっかり栓ができないことがあります。



最初にタオルの端っこを2回ほど折りたたんで、ちょっと厚みを出してからパイプに押し込むと、栓がしやすくなりますよ。


【3】タオルの端っこを出しておく


タオルの端っこは、流しの外に出しておくようにしましょう。

作業の最後にタオルを引っ張るのですが、お湯の中に沈んでしまうと、熱くてタオルがつかめません(>_<)

(もしもタオルがお湯の中に沈んでしまったら、ゴム手袋をして取るか、菜箸やトングなどで取ってください。)

また、万が一タオルが排水溝の中に入りこんで取れなくなった・・・なんて事態にならないように、タオルの一部を流しの外に出しておきましょう。



できればタオルの端を、どこかに固定しておくと安心です。私はこんな風にスポンジ入れのところに、洗濯バサミではさんでおきました。


【4】流し(シンク)の6~8割くらいの高さまでお湯をためる



熱いお湯が出るので気を付けながら、流しの6~8分目くらいまでお湯をためます。


【5】タオルを抜いてお湯を一気に流す



タオルを引き抜くと、お湯が一気に流れていきます。流れ切ったら、排水溝の部品を元に戻して完了。

水を流して、流れが良くなっていれば成功です!

流しの大きさにもよりますが、所要時間は約10分。簡単ですね!

もしもあまり改善されないな~と感じたら、数回この方法をやってみてください。


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注意することは?


タオルとお湯を使って、簡単につまりを解消できるこの方法ですが、注意することが4つあります。

  1. お湯の温度
  2. タオルの端を出しておく
  3. 重度につまってからやると逆流したりする
  4. 固形物がつまっている場合はやらない

それぞれ注意が必要なことなので、ここからもう少し詳しく説明していきますね。


お湯の温度


上のやり方のところでも書きましたが、お湯は60℃以上の熱いお湯を使うので、やけどにくれぐれも注意してください。

また、パイプの素材の塩化ビニールは熱に弱いので、そちらも気を付ける必要があります。

熱い方が汚れを流す効果は高いのですが、熱すぎると排水管のパイプが変形してしまうなど、別のトラブルの原因にもなってしまいます。

排水管のパイプが変形して、交換しないといけなくなったりすると大変です。

お湯は60~70℃くらいに設定し、それ以上の温度の熱湯を大量に流さないようにしてくださいね。


この方法は、大量のお湯を一気に流すことで、水圧でつまりを掃除する方法です。水でも効果がないわけではありません。ただ、お湯の方が汚れを落とす効果が期待できます。



タオルの端を出しておくこと


こちらも上のやり方のところでも書きましたが、栓に使ったタオルの端は、流し(シンク)の外に出しておきましょう。

熱いお湯の中に沈んでしまうと、引っ張るときに熱くて触れない・・・となってしまうことがあります。

また、うっかり排水溝のパイプの中に入りこんで取れなくなった・・・なんてことになると大変です。

タオルの端は、流しの外に出しておき、できれば洗濯バサミなどで固定しておきましょう。

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重度につまってからやると逆流したりする


排水溝の一部分だけでつまっている軽度のつまりの場合は、この方法でつまりが解消することが多いです。

ところが、重度のつまりの場合、大量のお湯を一気に流してもつまりが取れずに、お湯が逆流してしまい、排水溝のつなぎ目からあふれてしまうことがあります。(私、経験者です(;^_^A )

でも、床下の排水管のパイプまでつまっているかどうかは、素人では判断できませんよね。

ただ、私の経験上、カレー鍋などを洗って一気に水を流したときに、水が流れ切るまで、数十秒かかる状態だと、つまりはけっこう重度のようです。

もしも、液体のパイプクリーナーなどで掃除をしても、つまりがほとんど改善しないような場合は、つまりが重度になっている可能性が高いです。その場合は、このお湯を流す方法はやらないようにしてください。


固形物がつまっている場合はやらない


排水溝の掃除中にうっかり歯ブラシを落としてしまったり、スプーンを流してしまった・・・など、固形物がつまっている場合も、この方法はやらないでくださいね。かえって状況を悪化させる場合があります。

明らかに固形物を流してしまったと分かっている場合は、水道業者などに連絡して対応するようにしてください。



最後に


今回はタオルお湯を使って、自分で排水溝のつまりを解消する方法をご紹介しました。

やり方は簡単で、用意するものもタオルとお湯だけ・・・と、手軽にできるところがいいですよね。

ただ、注意することが4点ありました。うっかりするとやけどや、さらなるトラブルにもつながりますので、注意点はしっかり守ってやってください。

また、この方法は排水溝のつまりの予防にもなるので、つまる前に定期的にやっておくといいですよ。


台所の排水溝がつまる原因は?つまり予防のための対策と掃除の仕方
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こちらの記事では、排水溝がつまる原因予防について詳しく解説しています。よければ一緒にご覧ください。


台所の排水溝の流れが悪くなるとイライラしましまいがちですが、タオルを使って手軽にできるこの方法で、定期的に排水溝を掃除して、快適に家事をこなしましょう!

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