花火の捨て方!未使用の花火を安全に処分する方法とは?ゴミの日にだしても大丈夫?
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物置を片付けていると出てきた未使用の古い花火。
子供が小さいときに買った手持ち花火のセットが、結局遊ばないまま放置されていませんか?
もう子供も大きくなって花火なんてしないだろうし、何年もしまい込んだままだったから、もしかしたら火も付かないかも…
「もう処分してしまおうかな…」と思ったものの、花火ってどうやって捨てればいいの?と悩みますよね。
- 燃えるゴミ?それとも燃えないゴミ?
- そのままの状態でゴミに出していいの?
- 花火は火薬だし、やっぱり危険物だよね…
花火は、使用してから捨てるのが一番望ましいところです。
でも、いつ買ったのか分からないくらい古いものだと、湿気って火がつかなかったり、そもそも古い花火で遊ぶのは危険じゃないの?って思ってしまったり…。
そこで今回は、知っておきたい古い花火や未使用の花火の安全な捨て方、そして遊んだ後の花火の廃棄方法をご紹介します。
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目次(クリックすると読みたいところにとびます)
未使用の花火の安全な捨て方は?
「花火を水で湿らせてからゴミとして出す」
これが未使用の花火の安全な捨て方です。
地域や自治体によって捨て方が違いますが、水で十分に濡らしてから燃えるゴミで出すのが一般的です。
でも、自治体によっては、未使用の花火は回収してくれないところもあります。ちなみに、東京都の大田区は回収してくれません。
まずはお住まいの自治体に問い合わせるか、ホームページなどで確認してくださいね。
それでは、花火を水で濡らして燃えるゴミで出す方法をご紹介します。
花火を濡らして燃えるゴミとして処分する方法
この方法は、一般におもちゃとして売られている火薬部分が小さい手持ち花火の場合です。
未使用の花火を濡らして燃えるゴミで出す方法
- バケツに水を入れ、花火を水に浸ける
- 火薬に十分水がしみ込むよう、丸一日以上放置する
- 花火を新聞紙に包みポリ袋(指定のゴミ袋等)に入れる
- 燃えるゴミとして出す
私はこのやり方で古い花火を廃棄しました~\(^o^)/
このやり方なら、多少の時間が経過しても、花火が乾いてしまうことはないです。
でも、できればゴミの回収日の前日に準備しておくと安心ですね。
あと、花火を新聞紙で包んだ後、私は念のために霧吹きで新聞紙も外側から濡らしておきました。
そして、新聞紙で包んだ花火をいったん普通のポリ袋に入れてから、市の指定のゴミ袋に入れて、燃えるゴミとして出すようにしました。
袋を二重にした理由は、包んだ新聞紙から水がしみ出てきて、指定のゴミ袋の底に溜まったりしたらイヤだなと思ったからなんですね。
ただ、私のように袋を二重にすると、自治体によっては回収してもらえないところがあると聞いたので、お住いの自治体の出し方のルールに従って出せるよう気をつけてください。
花火を水に浸ける時間ですが、丸一日以上放置した方がいいです。
もちろん念のため長く浸ける方が安心ですが、あまり長く浸け過ぎると、花火の紙などがふやけてバラバラになってしまうこともあります。
バラバラになってしまうと、ザルなどでこして捨てないといけなくなって面倒です。様子を見てほどほどのところで水から出してくださいね。
先ほど東京都の大田区は、未使用の花火は回収してくれませんと書きました。その場合はどうすればいいの?と思いますよね。
大田区の場合、花火は使い切って捨ててくださいとのこと。
- 大田区-回収できない
- 横浜市-未使用のものは水に濡らして燃やすごみ
- 大阪市-未使用のものは水に濡らして燃やすごみ
このように自治体によって出し方はまちまちなので、ゴミの出し方の確認が必要です。
「花火の捨て方」について、横浜市の動画があったのでご紹介します。
横浜市は、外袋は「容器プラスチック」で、持ち手の紙の部分は「紙」として出すようになっています。
外袋、持ち手の紙がどのゴミの区分になるかは、自治体によって異なることもあります。お住まいの自治体の区分を確認して出してください。
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打ち上げ花火(家庭用)の場合
先ほどは手持ち花火の場合の、安全な捨て方をご紹介しましたが、もう少し大きい打ち上げ花火を捨てたい場合もありますよね。
打ち上げ花火の場合も、基本的には手持ち花火と同じで「未使用のものは水に濡らして捨てる」のが安全な捨て方です。
でもサイズが大きいので、水に浸ける時間をもっと長くする必要があります。
手持ち花火と同じように、ふやけ過ぎないように様子を見ながら…になりますが、しっかり筒の中まで湿るように、一週間ほど浸けておくのが安心です。
そして、お住いの自治体の区分にしたがって、燃えるゴミなどで廃棄してください。
遊んだ後の花火の捨て方は?
遊んだあとの花火も、これまた処理に結構困りますよね。
花火で遊ぶ場合、事前に水を入れたバケツを用意しておきますが、遊んだ花火を直接バケツに浸けてしまうと、燃えカスなどが出るので汚くなってしまいます。
そこで、ひと工夫することで、遊んだあとの花火を簡単に捨てられる方法をご紹介します。
用意するもの
- 持ち手のあるビニール袋
- つまようじ(キリや千枚通しなど)
この方法は、子供の小学校の先生に教えてもらった方法ですが、ちょうど同じやり方を紹介している動画があったので、ご覧ください。
けっこう目からウロコですよ~(*^^*)
ほかにも、穴を開けていないビニール袋をバケツにセットしてから、袋に水を入れる方法もあります。
遊び終わった花火をバケツ(ビニール袋)の水に浸けたあと、袋を持ち上げてハサミなどで袋の底辺の角を切ると、水だけ捨てることができます。
この方法なら、バケツも汚れなくて済むのでいいですね。
ただ、切った袋の角に花火の紙などが詰まって、水が上手く捨てられないことがあるのがマイナスポイントかな(;^ω^)
でも、角を大きく切り過ぎると、紙などが流れて出てしまうので気を付けてくださいね。
あと、角を切るのではなく、ハサミの先などで水の入ったビニール袋にプツプツと穴を開けても水を捨てられますが、あまり大きく穴を開けると、ビニールが裂けてしまって中身が出てきたりするので気を付けてください。
最後は、お住いの自治体のゴミの区分にしたがって廃棄してくださいね。
ちなみに… このビニール袋を使った遊び終わった花火の廃棄方法は、未使用の花火を捨てる時にも使えますよ~(^^)v お試しください♪
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まとめ
いかがでしたか?
今回は、未使用の花火の安全な捨て方と、遊んだ後の花火の捨て方について解説しました。
花火は正しい方法で廃棄しないと、回収車や焼却場で発火して火災が起きる原因にもなります。実際、事故が多発しているようなので、ルールを守ってくださいね。
「古い花火だし、ま、いいか~」って思わず、安全に廃棄したいものです。
ちなみに、花火の使用期限の目安は10年だそうです。
保管状態によっては、10年経っていなくても湿気ってしまって、火薬に点火できなくなることもあります。
でも、もし捨てようと思った花火が10年も経っていないのであれば、せっかくなので楽しんでから捨てるといいですね。
その際、くすぶったり、火がつきにくいようなら、上に書いた方法で廃棄してください。
くれぐれも、火が付きにくかったり、くすぶってるものを覗き込んだりしないでくださいね!
急に火が付いて大やけど…なんてことは避けたいものです。
遊ぶときも捨てるときも、くれぐれも事故のないよう注意してくださいね(^_-)-☆
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m
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近々、友人と花火をしようと思っていたところでした!
キャンプ場でやる予定なので簡単な後片付けの方法が知れてよかったです^^
もんさん
コメント、ありがとうございますm(__)m
花火は楽しいですが、後片付けが面倒ですよね。
この方法で、サクッと片付けてください。
お友達と花火、楽しんでくださいね~!