中学生のフケの原因と対策!頭皮の乾燥が市販のシャンプーで超・改善!
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中学生の息子の学生服の肩をふと見ると、大量の細かいフケが…
「え~っ!!!」
毎日お風呂に入って、きちんと頭も洗っているはずなのになんで? 黒い制服なのでよく目立つだけ? いやいや、それにしても多すぎでしょ(-“-)
息子に「なんだかフケがいっぱい出てるね」と言うと、「そうなんだよね…」と言ったものの、まだあまり気にはしていない様子。
しかし!毎日頭を洗っているとは言っても、フケってやっぱり不潔な感じがしますよね。友達に指摘されたりしてもなんだか可哀想だし、母としてはいじめの原因になったりしそうで心配。
それに、中学生になると異性の目も気になるお年頃ですし…(←ここ、大事ですよね!)
これは早急になんとかせねば!と思い、フケをなくす方法について色々と調べてみました。
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目次(クリックすると読みたいところにとびます)
フケが出る原因とは?
まずは、「そもそもフケってなんだっけ?」というところから調べてみました。
「フケとは、新陳代謝によって剥がれた、頭皮の角質細胞のこと」
つまり肌のターンオーバーで自然に剥がれるものなので、フケ自体は悪いものではないのです。
そして、フケには乾性フケ(乾燥フケ)と脂性フケの2種類あります。
どちらも頭皮の環境が悪くなって起こるもので、大量に発生するのにはいくつか理由がありました。
- 乾燥(季節によるもの)
- シャンプーが合わない
- 洗い方が悪い
- 思春期による身体の変化
- 病気(菌によるもの)
では、ひとつずつ見ていきましょう。
①乾燥
冬場など、空気が乾燥していると肌も乾燥しますよね。頭皮も同じように乾燥しています。頭皮の水分を保つ機能が低下すると、細かいフケが発生してしまいます。
②シャンプーが合わない
今まで使っていたシャンプーを変えたとか、体調の変化で今までのものが合わなくなってしまったりしてフケが出ることがあります。
また、洗浄成分が強いものを使っていることが原因になっている場合もあります。一般的なシャンプーによく使われているのが鉱物油系の洗浄成分で、洗浄力が強いため頭皮が乾燥してフケの原因になることがあります。
成分表に表示されている「ラウリル硫酸Na」「ラウリル硫酸カリウム」「ラウレス硫酸Na」「ラウレス硫酸TEA」などが該当します。
③洗い方が悪い
髪の毛の洗い方が悪いのも、フケの原因になります。特に男の子は髪が短いので、女の子よりも雑になりがちです。
・洗い方が雑⇒髪の毛に直接シャンプーをつけてしまう・表面だけを洗っている
・ゴシゴシ洗う、爪を立てて洗うなどの洗いすぎ
・すすぎ不足
…と、こんなパターンです。
また、1日2回シャンプーをするなどの洗いすぎもよくありません。
このような場合には、洗い方を改善するとフケも減りそうですよね。
④思春期による身体の変化
◎新陳代謝の活発化
思春期には、新陳代謝が活発になります。新陳代謝が活発になると、皮膚の生まれ変わり(ターンオーバー)が起こりやすくなり、古い皮膚がフケとして落ちやすくなります。
◎皮脂の増加
思春期になると皮脂の分泌が増えます。そして、皮脂を栄養として繁殖する常在菌(常にいる菌)のマラセチア菌というカビ菌が異常に増えることで、フケが発生してしまいます。
この場合のフケは脂性フケと言って、ベタッとしたかたまりで落ちるようなフケです。
⑤病気
④の「皮脂の増加」とほぼ一緒ですが、炎症を伴い「脂漏性皮膚炎」となっている場合があります。この場合は病院で薬をもらうなどの治療が必要になってきます。
このようにひと口にフケと言っても、原因はいくつかあります。
うちの息子の場合は、思春期でホルモンバランスが乱れ、顔にはニキビができるのに、肌はカサカサしがちになって、乾性のフケが出るようになっていました。洗い方も雑だったのかもしれません。
ここまで、原因についてみてきました。
フケには乾性フケと脂性フケの2種類がありますが、どちらも頭皮の環境が悪くなって起こるものなので、頭皮環境を改善すればフケは減らすことができます。
次はフケをなくすための方法、対策についてみてみましょう!
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フケをなくす方法、対策とは?
フケをなくすには、とにかく頭皮の環境を改善することが重要!…ということで、まずはお子さんのフケが、上のどの原因に当てはまるのかよーく考えてみてくださいね。
そして、洗い方やシャンプーなどに気を付けると改善が期待できます。
下に方法・対策をまとめてみました。
- 洗い方に気を付ける
- シャンプーを変える
- 頭皮を保湿する(乾性フケの場合)
- 病院に行く
- バランスの良い食事と十分な睡眠をとる
では、具体的な方法についてみていきましょう。
1)洗い方に気を付ける
まずは基本中の基本。洗い方を丁寧にすることで改善が期待できます。
気を付ける点をまとめました。
【洗い方の注意点】
- 40℃以上の熱いお湯で洗わない(皮脂を落としすぎる)
- 最初に1分ほど、お湯で頭皮を優しく洗う
- シャンプーの量はポンプ1押し分以下の少なめで(500円玉くらいの量)
- シャンプーは手で泡立ててからつける(直接頭皮につけるのはダメ!)
- 爪を立てない、ゴシゴシ洗わない
- 指の腹でやさしく洗う
- ていねいにすすぐ(2分以上)
- ドライヤーで必ず乾かす。風はできればぬるめで (温度調節ができない場合は、ドライヤーをなるべくを離して)
シャンプーは以前から使用していたものと同じでも、洗い方、すすぎ方に気を付けるだけでフケが減ることがあるので、試してみてくださいね!
2)シャンプーを変える
上の原因のところでも書きましたが、「ラウリル硫酸Na」などの成分が含まれるシャンプーは洗浄力の高いので、頭皮が乾燥しやすい人や、肌が弱い人にはあまり適していません。
乾性フケ(乾燥フケ)の場合は、洗浄力が強いシャンプーは避けて、洗浄力が弱めのアミノ酸系シャンプーを使うことで改善が期待できます。
脂性フケの場合は、マラセチア菌が原因なので、菌を抑える効果のある薬用シャンプーが効果的です。
ドラッグストアなどで一般的によく販売されているのが、持田ヘルスケアの「コラージュフルフル」シリーズで、「すっきりさらさらタイプ」が脂性フケには向いています。
3)頭皮を保湿する(乾性フケの場合)
乾性フケ(乾燥フケ)の場合、頭皮そのものを保湿してあげましょう。
市販の椿オイルや、ドラッグストアで販売している「キュレル 頭皮保湿ローション 」のようなローションで、頭皮をケアするといいですよ。
オイルをつける場合は、シャンプー後に少量ずつオイルを指になじませて、頭皮に指を押し当てるようにしてもみ込んでくださいね。頭皮をマッサージするような感じです。
ただし髪に直接オイルがつかないようにするのと、オイルの量には気を付けて。髪の毛がベタッとなって、洗い直し~なんてことになってしまいます。
オイルを頭皮にもみ込んだら、最後にドライヤーで乾かして終わりです。
4)病院に行く
髪の毛の洗い方を丁寧にしてみたり、シャンプーを変えてみたりしても、いっこうにフケが改善しない場合は、皮膚科を受診してみるのもひとつの方法です。
特に脂性フケの場合、炎症を伴う「脂漏性皮膚炎」と診断されることも多いようです。その場合は、マラセチア菌の繁殖を抑える「ニゾラール」などの抗真菌剤の塗り薬を処方されるのが一般的です。
皮膚科によっては薬の処方だけでなく、体質改善や食事のアドバイスをしてくれる病院もあるので、相談してみるといいですね。
5)バランスの良い食事と十分な睡眠をとる
肌を良い状態に保つには、やっぱりバランスの良い食事と十分な睡眠は大切で、頭皮にも同じことが言えます。
中学生くらいになるとついつい夜更かししたり、ポテチなどの脂っこいものを好んで食べたりしますが、偏った食事や睡眠不足などで自己免疫力が低下すると、脂性フケの原因菌のマラセチア菌が繁殖しやすくなってしまい、その結果フケが増える原因にもなります。
頭皮の表面のケアも大切ですが、体の中からのケアも当然大切ということですね!
◎対策としてNGな行動
あと補足になりますが、フケが増えたからと言ってシャンプーの回数を増やすのはやめてくださいね。
乾性フケの場合は、さらに乾燥を進めてしまいますし、脂性フケの場合は、皮脂を取り過ぎると身体が皮脂が足りないと勘違いして、さらに皮脂を出そうとしてしまいます。
こうなっては逆効果です。
洗うと少しでもフケが減るのでは?…と思ってしまいがちですが、実は逆のことが多いので覚えておいてください。
最後に
フケが出る原因(理由)とその対策についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
フケの対策は、同じ方法で効果があるなしの個人差が大きいので、少し時間はかかるかもしれませんが、お子さんと相性の良い方法が見つかるまで、色々と試してみてください。
我が家の場合、まずは丁寧に洗うように息子に言いましたが、それだけでは改善しませんでした。本当に丁寧に洗えていたかどうか、怪しいところですが^^;
ドラッグストアでコラージュフルフルシリーズを買おうかなと思ったりしましたが、お値段もなかなかお高くて…(^^; 合わなかったらもったいないしな~と躊躇していました。
何かいいものがないかな~とAmazonで探していたところ、「オクト」シャンプーの評価の中に
「色々試したけど効き目がなかったが、オクトでフケが出なくなった!」
という評価を見つけ、さらに全体の評価もかなりよかったので「オクト」を試してみることにしました。
すると、使い始めて1週間くらいで本当に息子のフケがほぼゼロに!
そんなに早く効果が出るとは思っていませんでしたが、うちの子にはドンピシャだったようです。
しかもオクトはAmazonでは400円以下!
近所のドラッグストアでも600円くらいで売っていてお財布にも優しいので、母としてはありがたい商品でおススメですよ。
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