プランターや鉢植えの土の処分方法!不要な土の捨て方はこれでバッチリ

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マンションのベランダで花や野菜を作ってたんだけど、パートの仕事を始めたら手が回らなくなっちゃって…
もう使わないし、プランター鉢植えを捨てようと思うんだけど、ってどうやって処分すればいいのかな?
やっぱり、プランターや植木鉢と一緒にゴミに出したらダメだよね(^^;)

家に少しでも庭があれば、使わなくなったも庭に捨てることができますが、マンションだとそうもいかないですよね。

公園や河原にコソッと捨ててくる……というのも、「それっていいのかな?」と心配になります。誰かに見られたら、なんだか後ろめたい気もするし……。

そこで今回は、不要になったプランターや鉢植えの土の捨て方、処分方法についてまとめました。

土の処分に困っている方、ぜひご覧くださいね。

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家庭で出た不要な土の処分方法は?


土の捨て方にはいくつか方法がありますが、まず最初にやっていただきたいのが、

自治体の処分方法を確認する

です。

処分方法は、自治体のホームページや、ゴミの捨て方が載ったガイドブックなどで確認できますよ。

もしも、ガイドブックなどが手元になくて、処分方法を確認できない場合は、自治体の清掃局などの担当課に電話で問い合わせるのが確実です。

土の処分については、自治体によって方法はさまざま。

調べたところでは、家庭で使う園芸用の土は

  • 燃えるゴミで出せる
  • 燃えないゴミで出せる
  • 自治体では回収できないので専門業者などに依頼する

と、だいたいこの3つのパターンになります。

自治体によっては、「使わなくなった植木鉢の土やプランターの土は、ゴミなどを取ってから公園などの土の所に戻す」と決められているところもあります。

また、「剪定枝や草・土などの回収日」が設定されている市もあるんですね。

東京都内でも、品川区は土を資源ゴミとして回収してくれるので、捨てる方からするとありがたい区ですよね。(ただし園芸用の土に限ります。)


このように、自治体で回収してくれたり、公園などに戻してよいと決められていると、捨て方に迷うこともないので助かります。

でも、こういう自治体は少数派で、たいていの自治体は回収はしてくれません。

  • 「自分で専門業者などに依頼して処分してください」
  • 「販売店に引取を依頼してください。引取店が見つからないときは、清掃事務所にて処理業者をご案内します」
という対応のところが多いんですよね。

実は、土はそもそも廃棄物にあたらないので、自治体で回収できない……ということなんです。

では次からは、自治体で回収していない場合の土の捨て方について、詳しく説明しますね。

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自治体で回収していない場合


土を自治体で回収していない場合、次のような処分方法があります。

  • 人にあげる
  • ホームセンターや園芸業者に問い合わせる
  • マンションの管理人(管理組合)などに問い合わせる
  • 専門の業者に依頼する

それぞれ詳しくみていきましょう。



人にあげる


友達近所の人など、花や野菜を作っている人に、もらってくれないか聞いてみましょう。

園芸をしていると、土は結構減っていくものなので、もらってくれる人が見つかるかもしれません。再生剤などを入れて、再利用してもらえるといいですね。

プランターや植木鉢もこの先使う予定がないのなら、状態がよければ、一緒に引き取ってくれるかもしれませんね。

もしも、もらってくれる人が見つかったら、最低限のマナーとして、土に残った根っこやゴミなどは取り除いてから渡してくださいね。

ただ、友達や知り合いの場合、相手が断りにくいと感じないように気を付けた方が良さそうです。サラッとさり気なく聞いてみる……くらいにしておきましょう。


ホームセンターや園芸業者に問い合わせる


ホームセンターや苗などを売っている園芸店で、土を回収しているところがあります。

目につく場所に、土の回収スペースを設けているホームセンターもありますが、わからなければ、店員さんやサービスカウンターで聞いてみましょう。

もちろん、電話で問い合わせてもいいですね。

ホームセンターによっては、無条件に土を回収してくれるお店もありますが、土など何かしら品物を購入するのが回収の条件になっているお店もあります。

具体的な回収方法については、お店の人に確認をしてみましょう。

調べてみると、ユニディというホームセンターは土の回収をしているようですので、近くにあるよ!という方は確認してみて下さい。


マンションの管理人(管理組合)などに問い合わせる


これは主に分譲マンションや、大きな団地などの場合になりますが、住民が勝手に敷地内に土を捨てたりしないように、共同の廃棄場所を設けているマンションがあります。

そのようなスペースがあるかどうか分からない場合は、管理組合に問い合わせて確認してみましょう。


専門の業者に依頼する(有料)


専門の業者に依頼する場合は、

  • 廃棄物処理業者に持ち込む
  • 廃棄物処理業者に回収に来てもらう
  • 便利屋(なんでも屋)や不要品処分業者に依頼する
  • 宅配便で処理業者に送る

この4つのパターンがあります。

もちろん全て有料になります。費用は土の量にもよりますが、数千円~1万円くらいはかかると思っておいた方がよさそうです。

では、それぞれ詳しく説明しますね。


廃棄物処理業者に持ち込む・回収してもらう

自治体で「土は処理業者に」となっている場合、ゴミのガイドブックなどに業者の連絡先が載っていることが多いです。ガイドブックやホームページなどで確認してみましょう。

もしガイドブック等に載っていなければ、自治体の担当部署に問い合わせて紹介してもらいましょう。

また、自分でネットで検索して探す方法もあります。

  • 「廃棄物処理業者 ○○市(自治体名または近隣の自治体名)」
  • 「残土処分 ○○市(自治体名または近隣の自治体名)」
で検索してみて下さい。

いずれにしても、「廃棄物処理」の許認可を受けている業者かどうかを、しっかり確認してから頼むことをお勧めします。


そして、廃棄物処理業者に依頼する場合は

  • 持ち込みだけなのか?
  • 回収にも来てもらえるのか?
  • 費用はいくらか?

などは大事なポイントなので、しっかり確認して下さいね。

ちなみに、うちの市では、不燃物処理場に個人で残土の持ち込みが可能です。料金は「搬入車両の最大積載量に100kgあたり500円を乗じた額」となっています。

たとえば、軽トラック(350kg積)の場合、費用は2000円になります。

このような情報は、ゴミの分別ガイドブックに載っているので、お住まいの自治体のものを確認してください。




便利屋(なんでも屋)や不要品処分業者に依頼する

いわゆる便利屋さんや、不用品を処分してくれる業者に依頼する方法があります。たまに郵便受けにチラシが入っていたりしますよね。

心当たりがない場合は、

  • 「便利屋 ○○市(自治体名または近隣の自治体名)」
  • 「不用品処分 ○○市(自治体名または近隣の自治体名)」
などで検索して探してみてください。

あと、ハローページでも探すことができますよ。

こういう処理業者は、プランターや鉢植えも不要になった場合は、土ごと回収してくれたりすることもあるので、一気に片付けることができて便利です。

ただ、全ての業者が土を回収してくれるわけではありませんので、まずは連絡して問い合わせてみて下さい。

ネットで検索してみると、ホームページを開設しているところも多く、土を回収してくれるかどうか確認できる場合があります。

また、信用できるか業者かどうか心配な部分もあります。土を回収してもらえるようなら、見積りを出してもらうなどして、事前にしっかり費用確認するといいですね。

見積もりを出してくれる業者なら、安心して依頼できるかと思います。

あと、回収方法も業者によって違うので、詳しく聞いて確認して下さい。

複数の業者が見つかるようなら、比較して一番条件の良い業者に依頼すると良いですね。


宅配便で処理業者に送る

宅配便で土を送ると、回収してくれる業者があります。

「土の回収ドットコム」⇒http://tsuti.com/index.html

処分したい土がそれほど大量でない場合は、廃棄物処理業者に頼むほどではないなぁ…と思うことがありますよね。

こちらは送料と処理費用がかかりますが、それほど大量でない場合は、このような業者を利用するのも便利です。

ホームページに梱包方法などが詳しく載っています。

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やってはいけない捨て方は?


ここまでは、いらなくなった処分する方法をご紹介してきましたが、土を捨てる時、やってはいけない方法があります。

ネットで調べてみると、土の捨て方でよく出て来るのが、「公園や山、河原などにコソッと捨ててます」という意見。でも、これは絶対にやめて下さいね。

他人の敷地はもちろん、山や川、空き地や道路沿いなどに捨てるのも不法投棄になり、法律に違反することになります。

「ちょっとぐらいならいいよね…」はやめましょう。もちろん、マンションの花壇などに勝手に捨てるのも同様になるので、くれぐれもやめてくださいね。

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スプレー缶の捨て方。主婦でもできる中身が残っている時の処分方法

電池の廃棄方法!乾電池やボタン電池はどうやって処分する?


まとめ


今回は、プランターや鉢植えの土の処分方法、捨て方について詳しく説明しましたが、いかがでしたか?

とにかく、まずは自治体の処分方法を、ガイドブックやホームページなどで確認してくださいね。


都会に住んでいる人は、けっこう園芸用の土の処分で困っています。

大阪のマンション住まいの友達も、「もしベランダガーデニングをやめるとしたら、土の処分に困るわ~」と言っていました。

自治体ではなかなか対応できないようなのですが、困っている人が多い現状を自治体の方でも把握して、対策を考えて欲しいものですね。

また、土を売っているホームセンターや園芸店が、土を引き取って処分してくれるシステムができるといいのになと思います。

たとえ有料でも、いちいち処理業者に問い合わせたりするよりは、ホームセンターなどの方が手軽に処分できていいですよね。


参考になれば幸いですm(_ _)m

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