ヘアカラーや白髪染めの捨て方!中身が残っている時の処分はこの方法でバッチリ

最終更新日:

使いかけや未使用のまま年数が経ってしまったヘアカラー白髪染め

さすがに何年も経ってしまうと、使うのも微妙に怖いし「捨てよう捨てよう…」と思いながら、そのまま放置していませんか?

何を隠そう、私もかれこれ4年ほど放置しているヘアカラーがありまして…(^^;

捨てようとは思うものの、その捨て方がいまいち分からず、洗面所の棚にしまい込んで早4年。でも先日「今日こそ捨てるぞ!」と一念発起(?)して、ようやく処分しました。

で、そのとき思ったんです。

「私と同じように、捨て方が分からずに放置している人が、他にもきっといるはず~!」



そこで今回は、使いかけや未使用のヘアカラー・白髪染めの処分方法についてご紹介します。メーカーに実際に問い合わせた際の回答も載せていますので、ぜひご覧ください!

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基本的な捨て方

いまやゴミの分別は基本ですよね! ヘアカラーや白髪染めも、中身と容器に分けて捨てる必要があります。




ヘアカラーや白髪染めの容器は

  1. エアゾールタイプ
  2. チューブタイプ(クリーム)
  3. ボトルタイプ(乳液)

だいたいこの3つのタイプのどれかになります。

それでは、1から順に容器のタイプ別に処分方法を解説していきますね。

シエロなどの泡スプレー(エアゾール)タイプの捨て方


一番捨て方が分かりづらく厄介なのが、泡タイプのスプレー缶(エアゾール)ですよね。シエロやブローネのワンプッシュタイプで、クリームや泡が出るタイプです。

スプレー缶(エアゾール)なので「どうやって捨てるの?」と迷うことも多いと思います。中身が残っているとなおさらですね。

使いかけや未使用の場合、中身が残っているのでまずはそれを出さないといけません。

  1. 残っている中身を出す
  2. 中身とガスが残っていないか確認
  3. 自治体の方法に従って廃棄する

という手順になります。

スプレー缶の中身の出し方


【用意するもの】
  • 大きめのゴミ袋やレジ袋
  • ボロ布、新聞紙、キッチンペーパー、トイレットペーパーなど(スプレー缶の中身を染み込ませるための物)
  • マスク・手袋(あれば)

中身を出す作業は必ず火気のない、戸外の風通しの良い場所で行ってください!


廃棄前のガス抜きは絶対に屋内でしないでくださいね! LPガスは空気より重いので、換気扇を回したり窓を開けたりしても、下に溜まってしまい大変危険です。

実際に引火による火災も起きています。廃棄前のガス抜きは、必ず火気のない風通しが良い屋外で行ってください。

あと、ご近所との距離が近い場合や、集合住宅のベランダでガス抜きをする場合は、くれぐれもご近所の迷惑にならないように気をつけてください。


それでは、中身を出す手順です。

手順
  1. ゴミ袋に新聞紙等を入れる。
  2. 袋の中でスプレー缶の中身を出す。
  3. 「シュー」という音がしなくなるまでノズルを押してガスを出し切る。(中身がなくなっても、ガスだけ残っている場合があります。)
  4. 市町村に定められた方法で廃棄する。

ガスを抜いた後のスプレー缶に穴を明けるかどうかは、自治体によって違います。自治体によって方法が違うので、商品自体には説明はされていません。

「ゴミに出す時は必ず穴を開けて出すこと」という決まりの自治体もあれば、逆に「穴を開けないで出してください」という自治体もあります。

全国共通ではないのが迷うところですが、お住いの自治体(市役所や区役所)に問い合わせするとか、ゴミの出し方の印刷物を見て、どちらの方法で捨てるのか確認してください。

こちら↓↓の記事にもスプレー缶の捨て方について詳しく書いています。ぜひ参考にしてください。


チューブタイプ(クリーム)の捨て方

まずはチューブの中身を捨てます。手を汚さないために、できればビニールかゴムの手袋をした方がいいですね。

捨て方は2種類あって、
  • 下水に流す(洗面所などから流します)
  • 燃えるゴミ(一般ゴミ)として出す
このいずれかの方法で捨てることができます。


下水に流す


捨てるのは洗面所かお風呂場で流すのが一番いいと思います。色がついてしまわないように、水を少し出しながら流すといいですよ。

色がついてしまいそうな時は、できるだけ早くスポンジなどでこすって薬剤を落としてください。時間が経つと着色してしまうことがあります。



下水に流すのはちょっと気が引ける…という場合は、燃えるゴミで出すと良いのですが、毛染めとして使った場合も、最後には洗い流すので、結局下水に流れることになりますよね。

なので、下水に流すことをそこまで気にしなくてもいいことなのかな…と個人的には思います。


燃えるゴミとして出す


燃えるゴミとして出す場合は、ビニール袋に新聞紙やボロ布、キッチンペーパーなどを敷いて中身を出し、口をしっかり縛って捨てます。

漏れが心配な場合は、ビニール袋を2重にしておくと安心ですね。



そして、中身を出したチューブは、キャップ部分は「プラスチックゴミ」、チューブはアルミ製なので「金属ゴミ」で処分してください。

キャップの部分は容器包装プラスチックというこちらの「プラ」マークが付いたものになるので、「プラ」の区分で捨ててくださいね。

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ボトルタイプ(乳液)の捨て方


チューブのときと同じように、できれば手袋をしてください。ボトルタイプの中身の乳液も、チューブと同じように捨てることができます。

  • 下水に流す(洗面所などから流します)
  • 燃えるゴミ(一般ゴミ)として出す

このいずれかの方法で捨てることができます。具体的な捨て方は、上のチューブの場合を参照してください。

容器のボトルは「プラ」マークがついていると思います。中身を出したらサッと水洗いして、容器包装プラスチックの「プラ」として処分してください。


メーカーに問い合わせしてみた回答


今回私が捨てたのは、1剤のクリーム(チューブ)と2剤の乳液(ボトル)のものでした。確認のためにメーカーにメールで問い合わせたので、そちらの回答を載せておきますね。

ビゲン香りのヘアカラーには、「乳液」と「クリーム」の2種類がございますので、それぞれ説明させていただきます。

ビゲン香りのヘアカラー 乳液は、1剤の中身のクリームを下水に流していただき、キャップはプラスチックごみ、チューブはアルミの金属ごみとなります。2剤容器の中身の乳液を下水に流していただき、容器はプラスチックごみとなります。

ビゲン香りのヘアカラー クリームは、1剤と2剤の中身のクリームを下水に流していただき、キャップはプラスチックごみ、チューブはアルミの金属ごみとなります。

なお、廃棄方法につきましては、お住まいの自治体の処分方法に沿って処分いただきますようお願い申し上げます。


最後に

いかがでしたか?

捨て方が分からないうちは難しそうに感じてしまいますが、方法が分かればあとは意外と簡単です。面倒くさがらずにチャレンジしてみてください。

これで捨てそびれていたヘアカラーや白髪染めを捨てて、スッキリできますよ!

ちなみにヘアカラーや白髪染めの使用期限は、未開封で製造後3年だそうです。3年以上を経過すると、希望通りの染まりが得られないことがあるようです。

残りを次回に取っておけるタイプは、開封後3~6ヶ月です。開封後の使用期限はメーカーやタイプによって違うので、詳しく知りたい場合は、メーカーに直接問い合わせてください。

あと、プラスチック製の付属品(くしなど)は、容器包装プラスチックではないので、「プラ」マークの容器包装プラスチックではなく、ただのプラスチックという扱いになります。

プラスチック製品の区分は、燃えるゴミ(家庭ごみ)だったり、プラスチックだけ別に回収日があったりと、自治体によって区分は様々です。お住まいの自治体の処分方法を確認して廃棄してください。

ちなみに私が住んでいる市は、プラスチック製のバケツや洗面器などは「硬質プラスチック」として、燃えるゴミとは区別して出すようになっています。参考まで。


最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m

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2 Responses to “ヘアカラーや白髪染めの捨て方!中身が残っている時の処分はこの方法でバッチリ”

  1. もん より:

    以前茶髪に染めていた時にいつも悩んでて、そのまま放置していたのを思い出しました。
    最近は使っていないんですが、今度使う時はこれで捨て方はバッチリです^^
    とても参考になりました!

    • しゃあ より:

      もんさん、次の機会にはぜひバッチリ捨ててください!
      お役に立ててよかったです(#^.^#)

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